きもの由来あれこれ

お子様のお誕生からお宮参りや七五三など
様々な儀式、行事がありますよね。
その由来をわかりやすくお伝えいたします。
覚えておくと、いざというときに役立つかもしれません😊

お宮参りとは

赤ちゃんが迎える1番最初の行事は生後七日目に行う「お七夜」ですが、その次がお宮参りです。
お宮参りとは、生まれてきた赤ちゃんの健康と長寿をお祈りする日本の伝統行事です。
生後1ヶ月頃に、居住地の近くにある神社に行くのが一般的ですが、これは生まれた土地の守り神である産土神に挨拶をするということに由来しています。
最近では近所の神社ではなく、有名神社に参拝される方も多くなっているようです。
お宮参りの時期は、正式には、男の子は生後31日目、女の子は生後33日目に行うとされています。
しかし、お参り当日のお天気や、赤ちゃんやお母さんの体調、ご家族みなさんのご予定など、全てをクリア出来るお日にちはなかなか無いと思います。
そのような場合は、お日にちをずらしてお参りをされてもかまいません。
お宮参り撮影もお考えの場合は、赤ちゃんやお母さんの体調を考慮し、お参り日と別日での撮影や、また、赤ちゃんとお母さんの体調が安定した生後3ヶ月くらいにされても問題ありません。
1ヶ月ならではの赤ちゃんらしい顔つきも素敵ですが、生後3ヶ月くらいからは表情も豊かになってきますので笑顔のお写真が撮れるというメリットもあります。

お食い初め

お食い初めとは、赤ちゃんが一生食べる物に不自由しないように・・・という願いを込めて、初めてご飯を食べさせるお祝いの行事です。
しかし、実際に食べさせるのではなく、食べる真似をさせるというのがこの行事の内容です。
お食い初めは、「百日(ももか)祝い」と呼ばれることもあるように、生後100日目に行うのが一般的です。地域差もあり、110日目・120日目に行う地域もあるようです。
これもお宮参り同様、100日目にこだわり過ぎず、赤ちゃんやお母さんの体調を優先させて日にちをずらしてもかまいません。
正式には、そのお祝いの席いらっしゃった最年長者である「養い親」が行いますが、一般的には祖父母を養い親として行うことが多いようです。
男の子の赤ちゃんなら男性、女の子なら女性の養い親が、膝の上に赤ちゃんを抱っこしてお箸で食べさせる真似をします。
食べさせる順番は、「ご飯→お吸い物→ご飯→魚→ご飯→お吸い物」の流れを3回行います。
その後「歯固めの儀」を行います。これは、事前に用意しておいた小石に箸で触れ、それを赤ちゃんの口や歯茎にあてる儀式ですが、これには「歯が丈夫になりますように」という願いが込められています。
お食い初めには、準備する物や儀式の行い方や順番などが細かくありますが、地域によって順番が変わったり特色があるようなので、お父さんお母さんのご両親やおじいちゃんおばあちゃんに聞いてみるのもいいですね。

初節句

初節句とは、生まれて初めて迎える節句のことをいい、男の子は5月5日の端午、女の子は3月3日の上巳の節句(桃の節句)となります。
赤ちゃんの、健やかな成長と厄除けを願う行事で、男の子・女の子ともに、生後まもなく初節句を迎える場合は、翌年に初節句のお祝いを行うことが多いようです。
女の子の初節句には雛人形を、男の子の初節句には五月人形や鯉のぼりを贈るのが一般的です。
雛人形や五月人形、鯉のぼりを飾ることには、子供の成長を願うと同時に厄を引き受けてもらうという意味があり、地方によっては風習が違う場合もあるようですが、古くからの風習では母方の実家が用意するのが一般的でした。
しかし、最近では結婚や居住スタイルも変わり、両家の負担が平等になるように話し合って決めたりすることも多いようです。
生まれてきてくれた子供の成長や健康を願い贈るものですので、その気持ちを大切にしたいですね♪

ハーフバースデー

日本では、赤ちゃんの生後半年をお祝いするのが、ハーフバースデー!
もともとハーフバースデーは欧米の風習で、長期休暇中に誕生日を迎える子供が、友達から祝ってもらえないので、誕生日の半年後や半年前にみんなでお祝いするといものです。
その文化が、日本では、赤ちゃんの生後6ヶ月を祝うイベントとして浸透していきました。
ハーフバースデーのお祝いの仕方としては、ねんね中の赤ちゃんの周りに色々な小道具を置き写真を撮影する寝相アートや、お部屋を風船やガーランド、お花やグッズで飾り写真を撮ったりするのも人気ですね♪
また、この時期の赤ちゃんは離乳食も始まっているため、赤ちゃんが食べることのできるものでケーキを作ってお祝いするのも素敵ですね!
ご家庭で、ゆったりのんびりとお祝いするのもとっても素敵ですが、フォトスタジオでの撮影も記念に残る素敵なものになること間違いなしです。
赤ちゃんの表情も豊かになって、笑顔いっぱいのお写真を残せることが期待できますね

初誕生

もとも日本には、誕生日を毎年お祝いするという風習はなかったようですが、赤ちゃんが生まれて初めて迎える誕生日だけは昔から盛大にお祝いをしていました。
昔は赤ちゃんが生後間もなく亡くなることも多かったため、無事に1歳を迎えることが出来たことに感謝し、これからの健康を願うために行う行事です。
一升ある丸いお餅を赤ちゃんに背負わせたり、地域によっては踏ませたりすることもあるそうです。「一生食べ物に困らないように」や「一生力強く歩けるように」という願いを込めて行います。
九州では、「餅踏み」をする地域が多く、1歳になった子供にわらじを履かせて、一升餅の上を歩かせるそうです。
また、選び取りの儀式をすることも多く、色々なものを子供の前に置き、最初に何を手に取るかで将来を占ったりもします。

七五三

七五三は、平安時代に行われていた儀式が由来だと言われています。
いずれも、子供の成長を祝い、健康に育つように願う日です。昔は、子供のうちに命を落としてしまうことも少なくなく、3歳、5歳、7歳の節目に成長を祝い、健康と幸せを祈願しました。
医療が発達した現代でも、子供の成長を祝い健康と幸せを願うという心が、七五三の行事として今も変わりなく継承されています。

七五三は、11月15日。日本人なら誰でも知っていることですが、なぜこの日が七五三とされたのでしょうか?
それは、徳川3代将軍家光の子供である徳松(後の将軍、綱吉)が、とても体の弱い子でその健康のお祈りをしたのが11月15日だったという説が有力で、その後、徳松が健康に育ったことに由来し、七五三としてひろまったという説があるそうです。
この他にも諸説あるようですが、現代では、それほど日にちにこだわらず、それぞれのご家庭のご都合に合わせてお参りをされることが多くなっています。

3歳のお祝い

昔は3歳までは髪を剃り続ける習慣があったため、髪を伸ばし始める3歳の節目に「髪置きの儀」を行い、これまで無事に成長できたことを祝い長寿を祈願しました。
現代の七五三でも、これまで無事に成長出来たことに感謝し、これからの健康や幸せを祈願し、神社に参拝をします。
3歳の七五三は、女の子が行うことが多いですが、地域によっては男の子も行います。
一般的に、和装の場合は、3歳では着物に被布という羽織を重ねて着るスタイルが主流で、3歳のお子様でも比較的楽に着ることができると思います。
男の子の場合は、着物に羽織を重ね袴を着用することが多いですが、女の子同様、着物に被布のスタイルもお子様が楽に着ることができるので、いいかもしれませんね♪
洋装なら、フォーマルなワンピースやスーツなどと、和装・洋装、お子様に合わせてお選びになられるといいですね。

5歳のお祝い

子供の長寿を祝い、初めて袴を着せる「袴着」もしくは「着袴」と呼ばれる儀式を、平安時代以降、男女問わず5歳から7歳で行っていましたが、江戸時代以降は5歳男児のみの風習となり、それが現代の七五三にも受け継がれ、5歳の七五三は男児のみ行うというように定着したようです。
お詣りには、和装の場合は着物と袴を着用し、その上に羽織をはおります。着崩れや汚れなどが気になる場合には、フォーマルなスーツなどを着てお出かけされる
ことも多いようです。

7歳のお祝い

7歳は「帯解きの儀」といい、女の子が、大人と同じ幅の広い帯を結び始めるお祝いが由来となっています。
3歳では、着物に被布というスタイルが定番となっていますが、7歳では、大人と同じように着物に帯を結びます。
7歳まで成長すると、着物も3歳の時よりも楽に着ることができるようになって、着物を汚すこともあまり無いでしょうから、着物で参拝をされる方が多いようです。

このように、3歳・7歳は女の子のお祝い、5歳(地域によっては3歳も)は男の子のお祝いとして、現代の七五三として受け継がれていますが、いずれも数え、満年齢、どちらでお祝いされても問題はありません。お子様の成長に合わせて各ご家庭でお祝いをされるのがいいですね♪

小学校入学式のお母様のお着物

学校の式典では、準礼装、略礼装である訪問着・付け下げ・色無地などを着用するのが一般的です。
最近の入学式では、訪問着を着用される方が多いようです。
では、どのような着物を選べばいいのでしょう?
まず、色は春らしい淡い薄めのピンクやクリーム、ベージュなどの色を選ばれるのがオススメです♪
そこに、帯や帯揚げ、帯締めなどの小物に明るめの色を使ってみると、とても素敵な着物スタイルになりますね💕
あくまで主役はお子様ですので、お子様より派手にならないように、それでいて華やかな着こなしが望ましいですよね!
着物を着る機会が少ない現代、お子様の人生の節目をお着物で迎えるのも素敵ですね✨

小学校卒業式の袴姿

小学校の卒業式で、袴姿の児童が見られるようになったのは、2011年頃からのようです。
小学校卒業時の年齢は12歳ですので、お子様によっては大学の卒業式で着用する大人用の着物や袴を着用することが可能なことも多いですよ♪
chronoでも、卒業式用の多数の着物・袴をご準備しておりますが、近年、小学生のお嬢さんがレンタルにお見えになることが多くなっております✨
卒業式当日は、学校によっては着用できない場合もあるようですので、卒業の記念にお写真で袴姿を残されてみてはいかがでしょうか?

お母様が卒業式でお着物を着用される場合、控えめな色合いを選ばれるのがいいでしょう。
入学式の華やかなものとは少し違い、卒業式は別れと門出をお祝いする行事なので、グレーや水色などの落ち着いた色は卒業式向きかもしれませんね。
入学式・卒業式いずれも主役であるお子様より目立たないように、控えめながら華やかなお着物がいいですね♪